株式会社Nexil 代表取締役 鈴木 将吾

Webマーケティング支援および、デジタルネイティブ世代に特化した転職支援サービスなどを展開する株式会社Nexil。2021年に創業後「令和を代表する会社」を目指し、成長を続けています。

当初は転職支援サービスのみを提供する予定だったそうですが、コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、事業転換を余儀なくされました。しかし、その経験がきっかけで元々強みであったWebマーケティングの分野で事業を再構築し、業績はV字回復。代表取締役の鈴木将吾氏に、現在の事業内容や起業の経緯など、詳しくお話を伺いました。

創業直後に直面したコロナ禍を乗り越えて

事業の内容をお聞かせください

現在は大きく分けて、2つの事業を提供しています。1つは法人向けのWebマーケティング支援、もう1つは、20代のデジタルネイティブ世代に特化した、転職支援サービスです。

 

 

1つ目のWebマーケティング支援に関しては、Web集客における企画・戦略設計から実行まで一貫して支援しています。例えば、クライアントからは商品やサービスの宣伝・集客を始め、様々なご依頼をいただきますが、それに対してどういう媒体で集客できるのか、実行するためにどういった工程が必要なのかを提案し、企画・実行します。集客に伴いランディングページやクリエイティブ画像が必要な際は、弊社で制作から運用まで引き受けています。

 

 

2つ目の転職支援サービスは、転職を希望する20代の若手と採用企業をマッチングするサービスです。サービスは幅広く運用しており、高学歴でこれまでも有名企業やスタートアップで活躍されてきたハイキャリア層だけでなく、高卒や早期離職などでキャリアに悩みを抱えている、いわゆる非大卒と呼ばれる人材の両軸からご登録いただいております

 

 

現在の日本社会においては非常に多くの企業が人材不足で苦しんでいます。我々が求職者と企業を正しくマッチングさせることで、需要と供給を最適化し労働者不足問題の解決に貢献したいという思いで、この事業に取り組んでいます。
また、昔は自分自身も就職活動に非常に苦戦し、精神的に参ってしまったこともありました。
こうしたサービスを通じて、過去の自分の様に就職で困る若者に対してキャリア支援を行うことで、転職活動の「ワカラナイ」を減らしていくことが目標です。

事業を始めた経緯をお伺いできますか?   

2020年1月に最初の会社を創業した際に立ち上げたのが転職支援サービスでした。ですが、数ヶ月後にコロナが来てしまって…。

 

 

採用を打ち止める企業が続出して需要がなくなってしまったことから、転職事業一時的に撤退することにしました。そこで代わりとなる事業を見つけなければと思いスタートしたのが営業代行でした。当時は資金もノウハウもなく、持っていたのは人的資本だけでしたから労働集約的なビジネスを選び、訪問販売を中心として事業を行いました既に何も持っていない自分に付いてきてくれる社員がおり、とにかく彼らの生活のために売上を立てることに必死でした。

 

 

10名ほどの営業マンを採用し、自分自身さまざまな現場を回っていたのですが、やはり訪問販売だけの営業スタイルには数年先を見越したときに限界があると、肌で痛感しました。これからの時代はWebマーケティングなどを活用してより一層効率的に集客すべきだと気付き、Webマーケティング事業を立ち上げることにしたんです。自分自身もその分野における見識はある程度持っていたので、事業立ち上げからはスムーズに運びました。
ですので、当初からWebマーケティング事業を考えていたというわけではなく、営業代行をするなかで必然性を感じて作った、というのが正しいですね。

 

 

去年コロナが落ち着いてきたタイミングで創業当初にやりたかった転職支援サービスを復活させ、現在は人材とWebマーケティングの2軸で事業を行っています。

クライアントと共に成長していく

仕事におけるこだわりを教えてください。

常に意識しているのは、クライアントと共に成長していくことと、若年層の社会参画に貢献したいということです。

 

 

Webマーケティングと転職支援サービスの両方に言えることですが、弊社のみ利益が出てクライアントが得をしていない、という状況だと、将来的な事業の発展に繋がりません。
 

 

例えばWebマーケティングでいうと、弊社支援を受けることでクライアントの売上が伸び、マーケティング予算を増やしてもらうことで弊社の売上が伸びていく、相互成長のサイクル理想として設定しています転職支援サービスに関しても、クライアントと求職者をマッチングさせる上で、就業後のミスマッチを防ぐことで相互の利益に繋がり、さらに採用に予算を割ける様になります。クライアント企業の成長と弊社のブランドの強化を両立できる、そういった状況を作りだせるよう意識しています。

起業から今までの最大の壁を教えてください

これまで一番壁に感じたのは、マネジメントの部分です。

 

 

会社組織の中で、営業担当をまとめるのと、キャリアコンサルタントやマーケターをまとめるのでは最適なマネジメント方法が異なります。相手に対してマネジメントのやり方を柔軟に変えていくことに、最初は苦労しました。

 

 

例えば営業マンにはアポ数や契約件数など、とにかく数字を提示してそれを基に話を進めていました。一方、マーケターと話す時は数字以外の概念的な要素も大切になってきます。特にマーケティング戦略を練る際は、クライアントの要望を汲み取り概念化したものを社員に伝える必要があります。

 

 

そういった意味ではマネジメントというより、コミュニケーションの取り方の違いと言えるかもしれません。業務をスムーズに進めるために、社員ごとにコミュニケーションスタイルを柔軟に変えていくことが最初は難しいと感じました。

挑戦するのに経歴は関係ない。成功するまでの姿を発信していきたい

進み続けるモチベーションは何でしょうか?

モチベーションになっているのは、「自分にしかできない事業を立ち上げて、世の中に大きな影響を与えたい」という想いです。

 

 

実は私、高校を2回中退しています。しかも、2回とも3ヶ月で辞めてしまいました。同年代の人が高校生活を送っている時、私はフリーターとして働いていたのですが色々な出来事があってふと、人生を変えなくてはと思い、海外に出ることにしました。というのも、当時の私のなかでは、「海外に出る男=すごい人」というイメージがあったからです(笑)。

 

 

そこから必死に勉強しなおして、高卒認定試験に合格、その後大学にも進学し、夢だった外資系企業に入社できました。

 

 

決して順調満帆ではありませんでしたが、私のようなガタガタの経歴の人でも、『人の助けを借りながら、大きな挑戦をしていける』ということを世の中に発信していきたいと思っています。そういった想いが頑張り続ける原動力になっています。

今後やりたいことや展望をお聞かせください 

会社の規模がまだ大きくないので、少し恥ずかしい気持ちもあるのですが、「令和を代表する会社」を創りたいと思っています。

 


今は日本社会には活気がなく、昔ほど希望に満ち溢れた若者は多くありません。周りに熱意がある人間が少ないと、心の中に熱意があっても、エネルギーの使い方や努力の方向性が分からず燻ってしまいます。

 


転職支援サービスはそういった若者に情報を与えることで、エネルギーを自分のキャリアに向けてほしいという気持ちも込めております。頑張る若者が増えることが、今後の日本の活性化につながると本気で信じています。

 

 

会社を大きく育てて、私のように高校を中退した経験がある人でも、時代を代表するような会社を作れるのだということを世の中に証明していきたいです。

そして夢や目標がない人たちに少しでも希望を与えられる存在になりたいと思っております。

 


大きなビジョンなしでは、大きな物事には挑戦できないと思っています。そのため、「令和を代表する会社」という大きなテーマを掲げ、日々前進する姿勢を忘れないようにしています。

自分で事業を回す経験を積むことが大切

起業しようとしている方へのアドバイスをお願いします

まずはとにかく行動してみることが大切です。小さくてもいいので、自分でビジネスを始めてみることです。

 

 

最初はウーバーイーツなどの簡単なものでもいいと思います。大事なのは主体的に動いて5千円でも1万円でもいいので「自分から」稼ぎ、自分で事業を回すといった経験をぜひ積んでみてください。『やらされる仕事からやる仕事へ

 

 

そこから学べることが沢山あると思います!

本日は貴重なお話をありがとうございました!

起業家データ:鈴木 将吾 氏

神奈川県出身

現在、株式会社Nexil 代表取締役

株式会社クロスキャリア 代表取締役兼任。

 

【経歴】

韓国と欧州の外資企業2社を経験した後、創業1期目のベンチャー企業を経て、独立。

『韓国LGグループの物流企業⇨オランダ発の貿易スタートアップ⇨創業1年のHRスタートアップ⇨23歳で独立起業』

2016年4月〜 韓国LGグループの物流子会社にて2年間 国際ロジスティクス業務と法人営業に従事。

2019年1月〜 外資系物流スタートアップ日本拠点立ち上げメンバーとして、業務オペレーションを1から構築。オフショア先(インド)のメンバーマネジメントおよび業務フローの最適化、改善策の立案等に従事。

2019 年6月〜 人材ベンチャーに創業に参画、キャリアアドバイザー・新規企業開拓営業などに従事。

2020年1月〜 株式会社クロスキャリア 創業

2021年4月〜株式会社Nexil 創業
【企業情報】

法人名

株式会社Nexil

HP

https://nexil-inc.co.jp/

設立

2021年4月

事業内容

・Webマーケティング事業

・採用コンサルティング事業

・キャリア支援事業楽楽転職:
https://rakuraku-tenshoku.com/lp/

TOKYO VENTURES SCOUT:
https://www.tokyo-ventures-scout.com/

沿革

2021年4月 横浜の1ルームマンションにて事業開始

2021年11月 横浜オフィス設立

2022年1月 中小企業からニッポンを元気にプロジェクト参画、アンバサダーで滝川クリステルさんを起用

2023年2月 有料職業紹介免許 認可

2023年3月 渋谷にオフィス移転

2023年4月 労働者派遣免許 認可

 

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