株式会社ナハト 取締役 横手 和愛
株式会社ナハトはインフルエンサーマーケティングやSNS広告を中心とした支援会社と、広告領域以外で運営する事業会社という二つの側面を持った「SNSマーケティングカンパニー」です。本質的な利益に繋げるマーケティングの提供により、ある美容サロンを数百店舗にまで拡大させるなど、クライアントの目標達成やインフルエンサーの価値向上の両立を実現する会社です。
働くメンバーに対しては、「楽しく誇れるコミュニティ」を企業Missionに掲げ、非上場で自由な組織風土の中、株価のためではなく「コミュニティの繁栄」のために、仲間、成長、勝利の実現を目指しています。取締役の横手和愛氏に、詳しい事業内容や今後の展望なども含めてお聞きしました。
インフルエンサーとの信頼関係を基盤としたマーケティング
事業の内容をお聞かせください
現在事業の主軸となっているのは、インフルエンサーマーケティングとSNS広告を活用したマーケティング支援の事業と、自社でのプロダクト開発・運営となっており、マーケティング支援に関してはダイレクト領域に大きな強みを持っています。
ただ、認知施策やブランディング、PRなど、より幅広いマーケティングソリューションの提供も可能なため、クライアントのニーズに合わせて、時には屋外広告の活用も含めた包括的なマーケティング戦略を展開できる体制も整えています。
自社プロダクトに関しては、開発・販売・プロモーションまでを一貫して手がけており、ナハトがダイレクトマーケティングで培ってきたアセットを活用しながら、新たな売上の柱を作っているフェーズで、中には大きな売上を作っているプロダクトもあります。
他社が行うインフルエンサーマーケティングとは、どのような違いがありますか?
インフルエンサーマーケティング事業において、ナハトが持っている他社との優位性は、インフルエンサーと築いてる厚い信頼関係にあります。
前提、インフルエンサーは単なる情報の発信元ではなく、自身が持つ影響力を仕事にしている「人」です。そのため、インフルエンサーそれぞれが活動する上で大切にしている想いや目標などに寄り添ったコミュニケーションを心がけることで信頼関係を築いています。
例えば、本業とは別に副業としてSNS上での活動を行っている方も多いため、日中のお仕事が終わった後の夜間にいただいた連絡にも、スピーディーにお返事するといった柔軟な対応を心掛けています。
また、インフルエンサーのブランディングを担保することに関しても注力しており、そういった面においても信頼をいただいているのかなと思います。
多くの場合、売上や反響だけを追い求め、インフルエンサーのキャラクターに合わない発信をしてしまうことでフォロワーへのイメージが変わってしまい、結果として築き上げてきたブランディングにも悪い影響が起きてしまいます。
そのため、ナハトではどうすればフォロワーとの関係性を保ちながら効果的なプロモーションができるのかをとても意識しています。
具体的には、しっかりと反響をいただきながら、フォロワーとのエンゲージメント向上に繋がる投稿方法を提案することや、ご依頼させていただいた企画の背景や意義を事前にしっかりとご説明します。この過程で得られるインフルエンサーからの信頼が、他社では実現できないプロモーションの質に繋がっているのかなと思います。
結果的に、クライアントからも、「他社では難しい案件でも、ナハトなら実現できる」「マーケティングで結果を出してくれる」といった評価をいただいています。インフルエンサー、クライアント、そしてナハトが共に成長できる関係性の構築が、成り立っていることも大きな特徴の一つです。
ナハトの創業と横手さんがジョインした経緯をお伺いできますか?
2018年に代表の安達が、当時影響を持ち始めていたインフルエンサーを通じたマーケティングの可能性に注目し、地元の友人ら数人とナハトを立ち上げたのが、創業のきっかけです。
その後、インフルエンサーマーケティングの事業が軌道に乗り始めたタイミングで、当時立ち上げようとしていたSNS広告事業の責任者として安達に誘われ私がナハトにジョインしました。
SNS広告事業に関しては、最初は私1人でやっていたのですが、徐々に当て感が分かってきたところで、チームやメンバーを増やしていき、現在でも大きな売上の柱となっています。
その後、両事業がうまく進み、さらに会社の規模を拡大させていくため、現在入居している渋谷マークシティのオフィスへ移転を行いました。
世間はコロナ真っ只中だったので、その中でこれだけ大きな規模のオフィス移転は、大きな決断でしたが、結果的にクライアントから「すごいオフィスですね」とお褒めの言葉をいただけたり、採用の面でも良い影響になったんじゃないかなと思います。
未来の経営人財を育てる環境づくり
ナハトの経営理念についてお伺いします
ナハトは「楽しく誇れるコミュニティ」というミッションを掲げています。会社としてではなく、キャリアを終えるまでメンバーが戦友と呼べるような仲間と共に挑戦と活躍を目指し続ける場所をみんなで作りたいという想いが込められています。
こういったナハトの理念に共感してくださる方に向けて、今期も積極的な採用活動を進めていますが、ただ人財が集まってくれれば良いとはもちろん考えていません。
一人ひとりと向き合って、私たちが目指すものに共感していただけて、求職者の方が目指しているキャリアが同じ線上にあるかどうかという点を、能力以上に重視しています。これはキャリアを終えるまで、ともにコミュニティを繁栄させていきたいと考える理念から、採用の判断軸として譲れない軸です。
だからこそ、就活生や求職者との面接では将来の理想の姿や目標についてしっかりと深掘りをしてお話をお伺いしていますし、20代や30代といった貴重な成長期間をベンチャーのナハトで過ごすということは時には踏ん張ることや、しんどい仕事を経験をすることもあるとお伝えしています。
その上で会社としては貪欲な成長意欲を持ち、成果や行動を出すメンバーに対して、子会社代表を目指せるキャリアステップや、新規プロジェクト立ち上げの事業責任者を任せたり、実力がある人を年齢や経歴関係なく役職に抜擢したりするといった形でその意欲にお応えしています。
「成長するため打席に立つ行動」と「成長したいと思う方へ打席を用意する会社」、この両方があってこそ、「楽しく誇れるコミュニティ」は創られていくのかなと考えています。
ナハトが、「キャリアが終わるまで仲間と共に成長できる場所であり続ける」
ナハトメンバー全員が、このミッションを共に推進できている1番の原動力は何でしょうか?
「仲間たちと仕事もプライベートも充実させながら、一緒に成長していきたい」という想いをみんな持っているからなのかなと考えます。
というのも、学校を卒業すると人生の大半は仕事に費やすことになります。そうなった時に、仕事の同僚だからといって距離を持って線を引くのではなく、同じ価値観を持ち、共に仕事に熱中できたり、時にはプライベートでも遊んだりと、心の底から大切にできる仲間と過ごすことができたら、人生はとても充実するんじゃないかと思います。
もちろん、楽しむためにはナハトが市場で勝ち続けている、繁栄していることが大前提ないとだめだと思っていて、今ナハトは「2040年までにメンバー数3,000人、売上2,000億円、子会社30社」といった大きな目標を掲げています。
2040年にこの目標を果たすことができて、コミュニティのメンバーが増えて売上が拡大した時に、例えばメンバーが「ナハトで働いてるよ」と親や兄弟、友人などに話したときに、どんな会社か説明せずとも「ナハトで働いてるんだ!すごいね!」と認識されるような誇れる会社になればこれ以上に嬉しいことはないし、そうなることを目指しています。
また、私個人の想いやミッションとしては、ナハトで働いてくれている仲間たちが「永遠にいたいと思える会社で、いれる環境を作る」ことが軸としてあります。そのためにみんなの声を聞き、真剣に向き合って行動することや、中長期の戦略を練り、勝たせられる意思決定をできることが重要と考えています。
今後のナハトの展望をお聞かせください
クライアントの満足度を上げ続け、その対価としての売上をいただき、メンバーにとってチャレンジできる環境を創り続けるためには、「チャレンジ」を辞めないことが重要だと考えます。
例えば、約3年ほど前からチャレンジを辞めてなかった自社プロダクトの数々は、すでにリリースしているものもありますし、伸びてきている事業も増えてきています。
もちろん、既存事業であるインフルエンサーマーケティングやSNS広告の事業運用においても、市場でのトップシェアを獲り続けながら、新規案件の開拓やクライアントへの新たなメニューの提案など新たな領域の拡大を進めていきます。
市場価値が高くどこでも通用する人財になってほしい。
貴社で働くことに興味がある方へのメッセージをお願いします
ナハトで働くのに、学歴は関係ありません。「なりたい姿」や「叶えたい夢」がある向上心と成長意欲を持った方は、ぜひ一度お話をできれば嬉しいです。
また、「市場価値を上げたい」「成長したい」という言葉をよく求職者の方からお聞きしますが、簡単には手に入りません。その現実を理解した上でチャレンジしたいと思い、言葉だけでなく行動で示せる熱い想いを持った人と一緒に働きたいと思っています。
そして、私個人的には人が伸びる原動力となるのは、その人が持つ「欲」だと考えています。その欲とは、大きくは2つで負けず嫌いの精神と知的好奇心からなっていると思います。
これから日本経済は間違いなく衰退していくと考えられる中で、普通に働いているだけでは衰退の波に飲み込まれてしまうかもしれません。ただ、誰もが稼ぎたい、成長していきたいといった他人や自分に勝ちたい・もっと多くのことを知りたいといった欲を持っているのではないでしょうか。
ナハトで活躍している人財は、できないことを自分で試行錯誤しながら乗り越えていく知的好奇心が強い人です。反対に、お金を稼げればいい、仕事よりもプライベートを何より大事にしたいという方には、ナハトは正直向いていません。20代や30代で本気でビジネスパーソンとして成長したい、強い思いを持った仲間と働きたいと考える方を求めています。
貴社で働くことでどのような人材に成長できますか?
市場価値の高い、どこでも通用する人財になれると思います。
ナハトは今では約300人規模の組織になりましたが、常に成長の過程で考えてきたのは「会社が立ち行かなくなったときに、みんなに残せるものは何か」ということでした。その答えが「市場価値」です。
あってはならないことですが、もし仮にナハトがなくなってしまったとしても、「ナハトさんで働いていたのなら大歓迎だよ」と言われるくらいどんな場所でも活躍できるビジネスパーソンであってほしいなと思います。
そして、仲間やクライアントに対して利他的な人が成長していけると思います。反対に、利己的で自分の利益だけを追い求める人は、長い目で見て自分のことばかり考えているなと見透かされてしまい、きっとよいキャリアにはならないと思います。周りにもGIVEができ、利他的に働くことで、必ず人生はより豊かになっていくはずです。
そのため、ナハトでは利他的な視点で行動できる人が成長してるなという印象ですし、会社としても市場価値の高い人財に成長できる環境があると自信を持っていえます。引き続き、成長意欲の高い人が集まる会社でありたいですし、人財を育てることに全力を注いでいきます。ご興味のある方はぜひ面談でお話しできると嬉しいです。
▼採用情報はこちら
本日は貴重なお話をありがとうございました!
取締役データ:横手和愛 氏
企業情報
法人名 |
株式会社ナハト |
HP |
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設立 |
2018年7月10日 |
事業内容 |
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