「出会いからイノベーションを生み出す」というミッションのもと、スタートアップ産業を加速するための出会いの場として「Eight」が主催するイベントClimbers Startup JAPAN 2023(以下、Startup JAPAN)。

 

450社のスタートアップが出展する日本最大級のスタートアップ展示会「EXPO」、資金調達・事業提携の面談イベント「FUNDeal(ファンディール)」の2つのイベントを「Startup JAPAN」内で開催し、随所に参加者同士の交流を生み出す工夫が施されています。

 

イベントに込めた想いや出展者・来場者に向けたメッセージについて、このイベントを主催するSansan株式会社の木下 淳 氏・本藤 美波氏に伺いました。

 

Sansanがイベントを主催する理由

木下 氏:

私たちSansanは「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションに掲げて事業を行い、人と人、人と企業との出会いを後押ししています。当社のミッション実現に向けて、Eight はこれまでもビジネスパーソンに出会いの場を提供してきました。

 

Startup JAPANの源流に「Climbers(クライマーズ)」というイベントがあります。このイベントは経営者や政治家、アスリートといった各界のトップランナーの方々による「人生の特別講義」を通じて、日本のビジネスパーソンを元気にすることを目的として2020年から開催しています。

 

2022年まではオンラインで開催していましたが、2023年4月にようやく会場でのリアルなイベントを行うことができました。Climbersの参加者には起業家や経営者の方も多く、かねてからスタートアップに関するイベントを開催してほしいという要望が多く寄せられていましたこともあり、満を持して立ち上げたのがStartup JAPANです。

 

スタートアップ産業を加速するための出会いの場をつくりたい

現代日本では、人口減少や少子高齢化、経済の停滞など数多くの社会課題が立ちはだかっています。これらの社会課題に立ち向かうのは覚悟ある起業家たち、すなわちスタートアップ企業だと思います。

 

私たちはスタートアップ企業の事業成長につながる出会いとビジネスチャンスが生まれる場を作ることで、スタートアップ産業の活動を加速するきっかけを提供し、貢献したいと思っています。

 

イベントの特長・魅力を教えてください。

「Startup JAPAN」というイベントは、450社のスタートアップが展示ブースを構える「EXPO」と、資金調達に特化した商談を行う「FUNDeal」の2つのイベントで構成されています。

 

「EXPO」はどなたでも参加することができる開かれたイベントです。来場者同士の交流や、ピッチステージでの各社PR、スタートアップ産業の第一人者たちによる講演が行われます。

 

EXPOは他の展示会と比較しても出展価格をかなり低く抑え、出展しやすい価格設定にしています。、出展のハードルを下げることで、とにかく多くのスタートアップ企業に参加していただき、スタートアップ産業のすそ野を広げていきたいという思いで取り組んでいます。

 

また、ブースにはパッケージ化された装飾がついているので、展示会への出展経験がないスタートアップ企業でも、事前の負担が少なく出展することができます。

 

「FUNDeal」は今回初めて開催する新しい企画です。スタートアップへの投資・事業連携に特化し、個別面談を行うことができるイベントになっています。

 

FUNDealにはどれくらいの数のVC/CVC/事業会社が参加するのですか?

本藤 氏:

VCが100社、CVC/事業会社は400社にご参加いただくことを目標にしています。すでにVCは100社、CVC/事業会社は250社以上に参加表明いただいており、関心の高さを感じます。

 

特に私たちはCVC/事業会社の皆さまにたくさんご参加いただくことを1つ目標としています。直近のスタートアップを取り巻く環境は資金調達の多様化により戦いやすい土壌へと変化しています。一方で、これまで主流だったVCマネーによるエクイティ調達は難しくなり、冬の時代と呼ばれています。

 

ここで期待されているのがCVCや大手事業会社です。日本経済における最大のアセットである「大手事業会社」が出資や協業という形でスタートアップ産業にもれなく参画することが、ブレイクスルーを起こす一つの鍵だと考えています。

 

私たちはこれまで培ってきたビジネスデータや企業同士のつながりを駆使して、多くのCVC/事業会社にご参加いただけるようアプローチを仕掛けているところです。

 

FUNDealではどのように商談が行われるのですか?

FUNDealに参加される方は、まず詳細な事前アンケートに回答していただきます。このアンケートはどういう方に会いたいか、どういう事業をしているかなど、出資を受けたい側と出資する側それぞれの情報を明確にするためのものです。この情報をもとに、お互いに会うべき相手に出会えるようなマッチングシステムを今回のために独自で構築しています。

 

参加者の皆さまは、マッチング結果を見て面談のオファーをしていただけます。マッチングした面談は当日会場で行われます。また、マッチングだけでなくコンシェルジュによるレコメンド機能も用意をしておりまして、マッチングすべき相手を提案してくれる仕組みも整えています。

 

イベントに込めた想い

イベントに期待していることはありますか?

本藤 氏:

期待していることは、予想していなかった意外な出会いから生まれるシナジーです。VC/CVC/事業会社の方々は、必ずしもスタートアップ企業との出会いに困っている訳ではありません。つながりのある企業に紹介してもらうなど、出会う機会は一定あるそうです。

 

ただ、例えば食品業界であれば食品に関係するスタートアップ企業に出会うことがほとんどで、まったく異業界のスタートアップ企業と出会う機会は少ないようです。

 

FUNDealの強みは、詳細な情報をもとに「出会うべき相手と出会える仕掛け」です。ですから、予期しなかった出会いによるシナジーやイノベーションがたくさん生まれることを期待しています。

 

木下  氏:

このイベントに参加したからこその出会いを提供したいです。今後大きくなっていくスタートアップ企業さまから「実はStartup JAPANがきっかけでした」といってもらえるようになると嬉しいですね。そういった場を創る存在でありたいと思いますし、やるからには世界に誇れるイベントにしたいと思っています。

 

イベント参加者、来場者へメッセージをお願いします。

木下  氏:

「Stratup JAPAN」は「スタートアップ産業を加速する出会いの場」。出会いを創り出すための仕掛けをたくさん用意しています。講演に参加いただいたあとは、そのまま登壇者や聴講者と交流できる交流会を用意しています。FUNDealの面談オファーを行うマッチングシステムも独自に開発しました。データとテクノロジーを掛け合わせ、我々ならではの出会いを提供したいと考えていますので、ぜひ会場まで足を運んでいただけると嬉しいです。

 

▼Startup JAPAN 2023の参加申し込みはこちら

https://eight-event.8card.net/climbers/startup-japan2023/?code=sp_venturejp

 

Startup JAPAN EXPO 2023では、出展者を最終募集中です。

▼資料ダウンロードはこちら

https://form.run/@ClimbersStartupJAPAN

 

イベント主催者データ

お名前

​​木下 淳

役職

プロデューサー

経歴

2018年Sansan株式会社に中途入社。営業DXサービス「Sansan」のマーケティング部門を経て、現在はClimbersのプロデューサーを務める。

 

お名前

​​本藤 美波

役職

企画

経歴

2021年Sansan株式会社に新卒入社。名刺アプリ「Eight」や「Eight Career Design」のマーケティングを担当。現在は「Startup JAPAN」の企画・運営に従事。

 

企業情報

法人名

Sansan株式会社

HP

Sansan株式会社 (corp-sansan.com)

設立

2007年6月11日

事業内容

働き方を変えるDXサービスの企画・開発・販売

 

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