【#05】上場承認企業情報（2023年11月）

11月に新規で上場承認された企業をventure.jp（ベンチャー.jp）がピックアップしてご紹介します。

株式会社ロココ

上場承認詳細

会社概要

事業内容

【ITO＆BPO事業】

IT人材の常駐によるアウトソースを主とするITサービスマネジメント事業、ITに限らず様々な業務に対応したコールセンター・BPOサービスを行うカスタマーコミュニケーション事業、エンターテインメント顧客（興行主）へライブチケットの配席管理等を行うイベントサービス事業の３つのアウトソーシングサービスを行っている。

【クラウドソリューション事業】

米国ServiceNow社が提供するプラットフォームシステムの導入支援・運用保守 の日本展開を行っているServiceNow事業、自社製品の勤怠管理システム「RocoTime（ロコタイム）」の開発・販売を 行っているHRソリューション事業、システムの受託開発・保守及び米国Microsoft社が提供する「Microsoft Dynamics365/Power Platform」の導入支援・運用保守を行うシステムソリューション事業、自社製品の顔認証システム「AUTH（オース）」シリーズ及び入退場ゲートシステムの開発・販売・保守を行っているソリューション事業の４つのサービスを行っている。 

【海外事業】

中国・寧波及びフィリピン・セブをオフショア開発の拠点として、システム開発を一部委託することにより、コスト面、スピード面での優位性を高めている。寧波楽科科信息技術有限公司の開発エンジニアは100％正社員を採用し、日本と中国の語学及びITスキルを兼ね備えたシステムエンジニアを配置している。

中長期のビジョン

• 選択と集中による既存事業の強化 
•  新サービスの開発
•  成長と育成の両立 

参考：https://www.jpx.co.jp/listing/stocks/new/bkk2ed0000002brk-att/12Rococo-1s.pdf

株式会社yutori

上場承認詳細

会社概要

事業内容

【ブランド運営】

Z世代を対象としたストリートファッションブランドを発端として、その後はストリートブランドに限らないファッションカテゴリーにおいて、アパレル商材の企画及び販売により規模を拡大している。

【販売チャネル】

複数のブランドを取り扱うプラットフォーム型の自社ECサイトである「YZ Store」、株式会社ZOZOの運営する「ZOZOTOWN」での販売、POPUPやオフライン店舗での販売、および、国内外のセレクトショップへの卸販売が中心となっている。

中長期のビジョン

• 既存ブランドのさらなる成長およびZ世代向けブランドの新規創出
• Y世代（1981年から1996年に生まれた世代でいわゆる「ゆとり世代」ともいう）等のZ世代以外をターゲット層にしたブランドの新規創出
• 商材の多様化

　参考：https://www.jpx.co.jp/listing/stocks/new/bkk2ed0000002w4v-att/12yutori-1s.pdf

株式会社エスネットワークス

上場承認詳細

会社概要

 事業内容

【コンサルティング事業】

　変革フェーズにある企業に対してＣＦＯ機能をワンストップで提供している。経営課題の可視化を起点に、解決策の立案、実行というサイクルを通じて、顧客企業が自走可能な仕組の構築を支援している。 グループのコンサルティング事業は、①経営支援コンサルティング、②再生支援コンサルティング、③海外進出支 援コンサルティング、④その他コンサルティングに区分されている。

中・長期のビジョン

今後は人事・労務領域やDX領域に係る常駐型の実務実行支援サービスを拡大することで、サービスの深化を図り、より付加価値の高い複合的なサービス提供を拡大していく。

再生支援コンサルティングについては、従来のスポット型の再生支援に加え、常駐型の再生支援を拡大することで成長していく。また、コンサルティングの提供先に対して出資を行い、顧客の企業価値向上に伴う投資リターンを獲得することにより、レバレッジの利いた収益確保を確立して参ります。

参考：https://www.jpx.co.jp/listing/stocks/new/bkk2ed0000002bdu-att/12ESNETWORKS-1s.pdf

まとめ

以上が11月に新規で上場承認された、株式会社ロココ、株式会社yutori、株式会社エスネットワークスでした。

次回以降の記事もぜひチェックしていただけますと幸いです。