
ITエンジニア不足が叫ばれる中、未経験者を積極的に採用・育成し、一人前のエンジニアへと成長できる環境づくりを軸に事業を展開しています。2022年の設立からわずか数年で従業員数270名超(現在は300名規模)へと急拡大し、そのうち9割以上をエンジニアという独自の組織体制を構築しています。今回は、代表取締役の百瀬卓也氏に 事業内容や起業の経緯、そして今後の展望についてお話を伺いました。
私たちが展開するのは、SES(システムエンジニアリングサービス)事業です。エンジニアをクライアント企業に常駐させ、お客様の社員代替として現場業務を担うスタイルで、ゲーム・金融・ウェブをはじめとする幅広い業界のシステム開発・導入・運用を支援しています。
特定の業界に絞らず多様な企業と取引しているのが特徴です。なかでも、パソコンのキッティング(初期設定・導入サポート)のようにまとまった人数が必要なプロジェクトを得意としており、10名規模のチームで一つの現場を担うケースも多くあります。
これを支えているのが、270名の従業員のうち9割以上がエンジニアという体制です。全員が正社員として雇用されているため、人材の安定供給と高い定着率を実現しており、大規模プロジェクトにも継続的に対応できる基盤となっています。
幼少期から経営者である両親の姿を見て育ったこともあり、いつかは自分も起業したいという思いを自然と持っていました。大学卒業後は上場企業商社に入社し、20代はIT業界とは異なる環境で経験を積みました。
その後、30歳手前で未経験人材の育成に強みを持つIT企業へ転職し、本格的にIT業界に携わるようになりました。
そこで印象的だったのは、未経験から入社した若手メンバーが、現場で大きく活躍していたことです。一方で、採用通過率は約6%と非常に狭き門で、多くの人が挑戦する前の段階で機会を失っていました。
本来は活躍できる可能性を持っている人たちに、もっとチャンスを提供したいと感じたことが、起業を決意した大きなきっかけです。IT業界では、未経験者向けの採用枠がまだ限られているという課題があります。
だからこそ、自分自身がその受け皿となり、挑戦できる環境を作りたいと考え、会社を設立しました。現在は、前職で培った若手育成の仕組み化・標準化のノウハウや、プロジェクトマネジメントの経験を活かしながら、未経験からでも成長できる組織づくりに取り組んでいます。

仕事において長年大切にしているのは、スピード感です。素早く行動し、しっかり成果を出すことで、社内外からの信頼につながり、さらに大きな仕事を任せてもらえるようになります。この考え方は、若い頃から一貫して変わっていません。
また、社内では、まずは挑戦してみるという姿勢を大切にしています。未経験からスタートする若手メンバーが多いからこそ、失敗を恐れずにチャレンジできる環境づくりを意識しています。さらに、社員同士のつながりや帰属意識を高めることにも力を入れています。
月に2回「帰社日」を設けて交流の機会をつくっているほか、フットサルやバレーボールなどの部活動も積極的に実施しています。一緒に食事をする機会を設けるなど、昔ながらのコミュニケーションも大切にしており、そうした積み重ねがチームとしての一体感につながっていると感じています。
起業当初、最も苦労したのは採用です。創業メンバーについてはリファラルを中心に採用してきましたが、今年から本格的に始めた新卒採用については、まだ試行錯誤を続けている段階です。
事業を拡大していく上で、エンジニアの人数は会社の成長に直結します。そのため、採用力の強化は現在も重要な経営課題の一つとなっています。
また、創業初期はキャッシュフローの管理にも苦労しました。採用費用などのコストが先に発生する一方で、クライアントからの入金までには時間差があるため、資金繰りには常に気を配る必要がありました。

自分自身が成長し続けたいという気持ちが若い頃からずっとあり、それが一番のモチベーションになっています。
ネガティブに考えることがあまりない性格で、普通なら気にするような部分もあまり気にしません。若い頃に厳しい指導を受けた経験も、それを逆のパワーに変えて営業ランクで結果を出すなど、ネガティブな出来事をポジティブに変換するマインドでずっと生きてきました。
このポジティブマインドは社員にも常に伝え続けており、会社として大切にしている考え方の一つです。
今後は、デジタル人材を継続的に育成・輩出できるプラットフォームを作っていきたいと考えています。
現在は、営業職をはじめ、どの職種でもITツールを使いこなす力が求められる時代になっています。だからこそ、現場で働く人たちを支えられるデジタル人材を、より多く育てていくことが重要だと感じています。
そうした人材を継続的に生み出せる仕組みを作り、社会に必要とされるデジタル人材の育成に貢献していきたいと考えています。
起業を振り返ってみると、多くの経営者の方と会い続けていたことが、起業につながっていたと感じています。紹介や偶然の出会いであっても、まずは行ってみるという姿勢を大切にしており、急なお誘いでも積極的に足を運んできました。
そうしてさまざまな人と関わる中で、自然と起業への考え方や価値観が形づくられていき、結果的に今の挑戦につながっていったのだと思います。だからこそ、まずは多くの人と会い、行動してみることが、起業への近道なのかもしれません。

現在、会社は300名規模へと急成長を続けています。未経験エンジニアの採用を継続して行う一方で、今後の成長を支える本社機能の採用も強化しています。
具体的には、採用・経営企画・営業などのポジションで、単なる業務担当としてではなく、会社づくりにも主体的に関わりたいという意欲を持った方を求めています。
未経験エンジニアの採用においては、コミュニケーション力とIT業界で成長したいという意欲を重視しています。入社後は、ExcelやITパスポート、ビジネスマナーなどの基礎研修を2週間〜1か月程度実施しており、未経験からでも安心して成長できる体制を整えています。
1984年 千葉県生まれ
2007年 大学卒業、上場企業商社に入社
2019年 株式会社SHIFTに入社
2022年 toBE Tech株式会社を設立、代表取締役に就任
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法人名 |
toBE Tech株式会社 |
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HP |
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設立 |
2022年7月28日 |
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事業内容 |
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