【#645】100社あれば100通りの課題に向き合う現場で。スタメンのインターンが体感する会社へのコミットメント|コミュニティ推進部部長 久保田桃加/UNION IS部 石井陽大/営業推進室 鈴置さくら(株式会社スタメン)

株式会社スタメン コミュニティ推進室部長 久保田桃加(左)/UNION IS部元インターン生 石井陽大(右)/営業推進室インターン生 鈴置さくら(中央)
組織改善クラウドサービス「TUNAG(ツナグ)」を軸に、企業と労働組合の組織課題をITとコンサルティングの力で解決する株式会社スタメン。インターン生には“お手伝い”ではなく“戦力の一人”として本気で向き合うカルチャーが根付いており、その環境の中で多くの学生が営業力や思考力、そして組織で戦う力を身につけています。今回は、インターン運営を担当する久保田さんと、現役インターン生の鈴置さん、そして元インターン生として現在は正社員となった石井さんにお話を伺い、スタメンの独自の魅力に迫りました。
100社あれば100通りの課題に向き合う、複合型組織改善プラットフォームの強み
事業の内容をお聞かせください
久保田氏:株式会社スタメンは、「TUNAG(ツナグ)」をはじめとしたSaaS系のサービスを展開しています。事業の中心となるのは組織開発、すなわち良い組織を作っていくためのご支援です。
人的資本経営が広がる中で、採用自体も難しくなっています。だからこそ、社内にいる社員のパフォーマンスをどう上げるか、会社が人を大切にしていくかという考えが広まっています。TUNAGの強みは「複合型の組織改善プラットフォーム」であるという点です。
私たちは、状況に合わせてさまざまな施策を継続できる仕組みを提供しています。また企業向けに加え、労働組合向けの「TUNAG for UNION」も事業を展開しています。
実際の導入事例としては、連帯感が感じられないことを理由に退職する方が多かった企業様が、従業員の頑張りを称える「承認活動」に力を入れた結果、アルバイトの定着率が 63% → 93% に改善しました。また、スタッフ一人ひとりの工夫や取り組みを称賛する文化を TUNAGを通じて醸成 していきました。
その結果、離職率が下がっただけでなく、アルバイトからの紹介が 3ヶ月で300件 にのぼるほど、職場への愛着が高まりました。
また、「TUNAG」のサービス以外ではグループ会社が運営するオンラインコミュニティサービス「FANTS」、クラウドセキュリティサービス「Watchy」など幅広くサービスを展開しております。

インターンの業務内容をお聞かせください
久保田氏:インターン生の配属先はいくつかの部署に分かれています。最も人数が多いのは石井が担当している「TUNAG for UNION」を扱うUNION IS部です。UNION IS部では労働組合へのアポイント獲得がメインのミッションです。
他にも、銀行に対してTUNAGの勉強会アポイントを獲得するアライアンス部門、SEOを担当するマーケティング部門、採用広報部門など、多岐にわたるポジションがあります。インターンにおいてフェア性を重視しており、インターン生の中で成績をだした者が正当に評価される基準を導入しています。
鈴置氏:私は2024年4月の入社当初、営業推進室でデモ画面の作成や資料作成などを担当していました。その後、2025年11月からは事業開発部に異動し、TUNAGから派生したBPO(業務受託)やコンテンツ制作にも携わっています。
1日の業務は毎日変わります。ピリオドごとの目標達成に向けて、毎週、上司と進捗を確認しながらSNSの投稿や、メルマガの更新などの業務に取り組んでいます。
石井氏:私はインターン期間中に3つの部署を経験しました。最初はwatchyの販売代理店開拓のインサイドセールスからスタートし、その後アライアンス部門で地銀経由のアポイント創出、さらにABM部門へと異動しています。
UNION IS部の1日は、インサイドセールスには、大きく二つのパターンがあります。一つは架電に特化したスタイルで、朝会で数字目標を確認してひたすら架電し、最後にインターン同士で振り返りをして終わる流れです。もう一つは架電とマーケティングを半々で担うスタイルで、午前がマーケ、午後が架電という形で動いています。

インターンを募集した経緯や、想いを教えてください
久保田氏:きっかけは、私がマーケティング部署にいた頃のことです。インタビュー記事の作成と並行して、ロゴの並べ替えのようなアシスタント業務が発生しており、その業務をインターン生に担ってもらうことで、お互いにメリットのある関係が作れるのではないかと考えたことでした。
実際に始めてみると、当時稼働していたインターン生の成果やコミュニケーションは想像以上で、「うちの部署でもお願いしたい」と社内に広がっていきました。
インターン生と接する上で、会社としては、正社員・インターン問わずエンゲージメントをいかに高く保つか、という点にこだわっています。個人的には「成長実感を持ってもらうこと」と「次の課題を明確にすること」を意識しています。
学生の貴重な時間を使ってもらっている以上、「来てよかった」と思える何かを持って帰ってほしい。だからこそ、できていること・できていないことはストレートに伝えるようにしています。
「インターンだから」という甘えはない、本気の環境が生む成長の実感
やりがいと少し苦戦した経験を教えてください
石井氏:一番のやりがいは、学生という立場に甘えられない環境に身を置けることです。弊社では正社員のように自分が介在できている実感を持ちながら取り組めます。
「成果が出れば自分の価値になるし、出なければ本気で向き合う。」というマインドを持って成長できることが何よりのやりがいです。
インターン初期に携わった新規事業「Watchy」では、正解のない状況に激しく葛藤しました。自分なりに最適解を考えて動いても、上司からは「まだ足りない」と指と言葉を受けるたび、自分の力不足が情けなく、込み上げるような悔しさを覚えたのを今でも鮮明に記憶しています。
しかし続けていく中で、成長している人ほどフィードバックを「評価」ではなく「ヒント」として前向きに受け止めていることに気づきました。それからは自分も素直に吸収することを意識できるようになりました。
鈴置氏:インターン生でも大きな挑戦ができて、挫折と成長をリアルに経験できるのがやりがいです。社員の方々は学生という立場にとらわれず、『良いと思ったことはやってみよう』と背中を押してくれます。
部署異動の際に悩んだこともありましたが、その時も社員の方に的確に指摘していただいたことで乗り越えられました。良い点はしっかり褒めて、改善点はストレートに伝えてくれる文化があるので、自分の成長につながっていると実感しています。
久保田氏:運営をしている立場としては、インターン生が新卒としてスタメンへの入社を選んでくれると嬉しいなと思っています。ただ、それはあくまで本人が決めることなので、無理に誘うようなことはしていません。
まずは、学生時代の貴重な時間をここでの挑戦に使って「参加して良かった」と感じてもらえるように接することを大切にしています。その結果として、「スタメンに入社したいと思っています」と言ってもらえた瞬間は、本当に嬉しい瞬間です。
なぜインターンに応募しようと思ったのですか?
鈴置氏:エージェントから紹介いただいた約10社の中から最終的に3社まで絞り込み、スタメンの担当者の方にお話ししませんかとお誘いをいただきました。実際に6名ほどの社員の方々とお話しさせていただき、ここで働きたいと決意しました。
スタメンが掲げる「人との繋がりを生み出すサービス」に強く惹かれたことも大きな決め手になっています。
石井氏:スタメンという会社で新卒として働きたい気持ちがあって選考に進んだことがきっかけです。カジュアル面談の時に久保田さんとお話をして、「この方と働きたい」という思いが強くなりました。
社員一人ひとりの熱量が圧倒的で、「人と組織を良くする」というミッションに本気で向き合っている姿勢を感じました。第三者の人までも幸せにするという自分の就活軸にもぴったり合っていると思い、迷わず飛び込みました。

「社員もみんな同じ道を辿ってきた」——壁を壊してから広がった、挑戦の幅
インターンに参加することで得られたことを教えてください
鈴置氏:インターンを通じて得られた最大の収穫は、インターン生という枠を超えて挑戦するマインドセットです。
以前の私は、無意識に社員さんとの間に壁を感じ、「ここまでが自分の役割」と勝手にブレーキをかけていました。しかし、ゼロから事業を創り上げる経験を通して、その限界は自分が勝手に決めていたものだと気づくことができました。
自ら引いていた境界線をなくしたことで、役割に縛られず、より広い視野で主体的に動く面白さを知りました。この姿勢を得られたことは、今後の大きな糧になると確信しています。

石井氏:このインターンを通して得られた最大の収穫は、「その物事に対してどれだけ本気で向き合えるか」という姿勢です。
以前は与えられたタスクをただこなすだけでしたが、インターンを経験したことで1件ターゲットに対してどれだけコミットできるかを考えるようになりました。件数をこなすのではなく、1点に執着してあらゆる手段を考え抜く姿勢は、今後どの環境でも通用する強みになったと確信しています。
もう一つは、フィードバックを恐れずに取りに行くことです。自分から聞きに行くことで思考の精度が上がり、成長が加速することをこのインターンで実感しました。今はマネジメントする立場になりましたが、「自らフィードバックを取りに来る人ほど伸びている」と感じています。心の殻を破る経験も、インターンで得た大切な財産です。

今後やりたいことや展望をお聞かせください
鈴置氏:現COOの方や久保田さんのようにゼネラリストを目指しています。今後、「とりあえず鈴置に頼れば何とかなる」と言ってもらえるような存在になるのが今の目標です。
石井氏:個人の目標は短期的には誰よりも成果にこだわる営業であり続けること、中期的には事業を牽引するリーダーになること、そして長期的にはスタメンの魅力を体現できる人間として人事の仕事にも携わっていきたいと考えています。
また、インターン生については今後入る企業で活躍できるスキルを身に着けてほしいと思っております。
現在の長期インターンの位置づけは、ほかの企業へ就職するためのステップアップとしての側面が強いと感じています。しかし、就職がゴールではなく就職先でどう活躍するかまで、見据えてインターンに望んでほしいです。
久保田氏:フィードバックをしながら今よりお互いが成長していけるような環境づくりを作っていきたいです。皆さんが頑張って成果を出してくれることは、事業数字や社員に良い影響をもたらしてくれます。今後もインターン生が挑戦し続けられる環境を拡充していきたいと思っています。
本気で向き合える人には、本気で向き合ってくれる環境がある
最後に読者へメッセージをお聞かせください
久保田氏:スタメンのインターンは、カルチャーが良くエンゲージメントの良さはありますが、一方で数字や目標へのコミットメントは非常に強い会社です。本当に頑張ろうと思える人にとっては良い環境になると思います。学生時代の間に成果やスキルを追い求めていきたいという人には、うってつけの場所だと思うので、ぜひ一緒に働ければ嬉しいです。
石井氏:スタメンは上場企業で、インターン生の受け入れ体制もしっかり整っています。ただ、環境が整っているからこそ、その中でどれだけ自分を律して挑戦できるかが問われます。久保田さんもおっしゃっていたように、学生としてではなく一人の戦力として見てもらえる分、決して楽ではありません。そ
れでも、成長のための仕組みや環境は非常に高いレベルで設計されています。整った土壌の上でどこまで高く飛べるか。自分の限界を広げたい方には、最適な環境だと思います。
鈴置氏:インターン同士の仲の良さが一番の特徴だと思います。クリスマス会や新年会を開催したり、社員の方々からの協賛で豪華な景品が出たり、横のつながりを大切にしてくれる文化があります。
切磋琢磨できる仲間がいて、それを全力で支援してくれる社員さんがいる。『成長しつつ、全力で楽しむ』という経験ができる環境です。少しでも気になった方は、ぜひ挑戦してみてください。

本日は貴重なお話をありがとうございました!
企業情報
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法人名 |
株式会社スタメン |
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HP |
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設立 |
2016年1月29日 |
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事業内容 |
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