
株式会社アンドエーアイは、企業から受託するモバイルアプリ・システム開発と、AIを活用した開発(AI駆動開発)、さらに中小企業向け勤怠管理システム「KANRIL(カンリル)」の自社運営を行っています。ユーザー数が数万〜数百万人規模の大規模アプリを数多く手がけ、徹底して相手視点に立った品質を追求する姿勢が強みです。今回は、代表取締役社長である西真央氏に、Web制作からアプリ、そしてAIへと舵を切ってきた事業を始めた経緯や、AIで価値を増幅させていく今後の展望について伺いました。
当社は大きく2つの事業を展開しています。1つは企業から受託してモバイルアプリやシステムを開発するアプリ開発事業、もう1つは中小企業向けの勤怠管理システム「KANRIL(カンリル)」を自社で運営する事業です。
アプリ開発では、業界を問わずさまざまな企業からご依頼をいただいています。特に得意としているのは、ユーザー数が数万人から数百万人規模になるような大規模なスマートフォンアプリです。たとえば映画館の公式アプリや、自治体の健康アプリなど、一般ユーザーの方が日常的に使うアプリを数多く手がけてきました。
技術的には、iOSとAndroidを同時に開発できる「Flutter」というフレームワークを2018年から導入しています。この専門性の高い技術によって、営業担当を置かなくても、ホームページからのお問い合わせを通じてご依頼をいただいています。
さらに3年前にはAI事業部を立ち上げ、AIを使うことを前提としたアプリ開発、いわゆるAI駆動開発へとシフトしました。現在ではこのAIを活用したアプリ開発が当社の最も得意とする領域です。
通常、大規模なアプリ開発は要件定義からリリースまで半年から1年ほどかかりますが、近年はAIの活用によって期間を短縮できるようになってきました。また、AI事業を始めた当初、OpenAIのDevDayやChatGPTの登場に合わせて開催した社内のテックイベントをきっかけに、「花選びAI」や「AIペットシッター」などのサービスが生まれました。
その後も定期的にイベントを開催しており、直近では見積もりやシステムのテスト工程の自動化など、企業の業務改善に役立つAIの開発に取り組んでいます。
さらに、もう1つの柱となっているのが、中小企業向けの勤怠管理アプリ「KANRIL」です。このサービスは、自社の従業員が10人規模になった際、中小企業に合うミニマムで低コストな勤怠管理システムが見当たらなかったことから、「それならアプリ開発会社として自分たちで作ろう」と考えたことをきっかけに生まれました。
現在では、「企業の1歩目のDXを支援する」をコンセプトとして、まだDXに着手できていない企業やPCに不慣れな方でも一目で使えるシンプルさを強みに、同じ悩みを持つ中小企業へ向けて一般提供を行っています。

私はもともとWeb制作会社で働いていました。当時TikTokが流行り始め、LINEが親世代である60代の方々にまで普及し始めた時期に、「これからはアプリの時代が来る」と考えるようになりました。Webだけでなくアプリをやりたいという同じ思いを持つ仲間3人で、共同で創業したのが始まりです。最初からAIをやっていたわけではなく、アプリ開発での起業でした。
AI事業へと舵を切ったきっかけは、OpenAIの台頭とChatGPTの登場です。これはアプリの次に来る大きな波だと確信し、社名を「AND AI(アンドエーアイ)」へと変更しました。私自身、学生時代からAIに親しんでいたわけではなく、その登場を本当に画期的だと感じました。
人がソースコードを書くのが当たり前だった時代から、AIが書いて人が品質をチェックする、AIと人が1対1で仕事をするスタイルへと変わっていく。この新しい時代の転換期に乗りたいと思ったのです。
当社のミッションは「徹底した相手視点の品質」です。AIを扱う会社ではありますが、人と人とのつながりや信頼をとても大切にしています。自分が良いものを作ったと思うかどうかではなく、相手にとって本当に価値を感じられるかどうかを基準にしています。この考え方は、従業員にも繰り返し伝えています。
私たちがアプリをリリースして終わりにせずサポート期間を月額で設けているのもこれが理由です。一般ユーザー向けのアプリが多いため、リリース後もたくさんのフィードバックの声が届きます。ユーザーの声を次の改善へとつなげていく保守運用を全面的にバックアップすることで、お客様が満足いくアプリに仕上げています。

起業してから丸1年ほどは、ほぼ売上がゼロの状態が続きました。2年目から少しずつ小さな仕事を取れるようになりましたが、大きな仕事につながるまでは出口や成功の糸口が見えず、その期間が長く続いたことが一番きつかったです。
突破のきっかけになったのは、医療系のマッチングアプリの開発でした。働きたい医療従事者の方とクリニックを繋ぐアプリで、当社にとって初めての大型開発です。この案件をやり遂げたことが実績となり、そこから次の案件へと連鎖していきました。
当時を振り返ると、メンタルが完全にやられていたというわけではありませんでした。むしろ次々と新しいチャレンジを楽しみながら、「早く成功したい、早く当てたい」と前向きに取り組んでいた気がします。苦しい時期ではありましたが、その状況を楽しむ気持ちを持てたことが、乗り越えられた理由だと思っています。
新しい案件をいただけることもうれしいのですが、それ以上に、継続してリピートでご依頼いただいたときの喜びが大きいです。
初回はこれまでの実績や期待でご依頼いただくことが多いと思いますが、リピートは1回目の内容に満足して次もお願いしようと思っていただけたということです。これは当たり前のことですが、何件もご依頼をいただくのはとても強い自信につながっています。

展望は大きく2つあります。
1つは、勤怠管理システムのKANRILについて、アプリの導入者数2万人を目標に推進していくことです。もう1つは、AIを活用したアプリ開発によって、生産性や価値を10倍20倍に増幅させていくことです。売上ももちろん大切ですが、お客様が感じる価値をAIで増幅させていくことこそ、AI企業として目指すべきところだと考えています。
当社がAI企業として担いたい役割は、一貫して企業のやりたいことや進みたい方向をサポートすることです。AIを導入したい、AIを活用した開発をしたいけれども、ノウハウや知見がないといった会社のパートナーとして、しっかり支援していきたいと思っています。
思い立ったら、すぐに行動してほしいと思います。時間も時代の流れも、本当に速いものです。人生の中で、今日が一番若い日です。そしてこれからの未来の中でも、今日が一番長い1日になります。
だからこそ、1日でも早く行動して、次へとつなげていってほしいと思っています。

現在、エンジニアを募集しています。Flutterの経験者やアプリ開発の経験者など、中途・経験者の採用がメインで、社員も中途の方がほとんどです。Flutterやアプリ開発の経験を活かしながら、新しい技術に挑戦していきたい方をお待ちしています。
カルチャーとしては、FlutterやAIの活用といった新しい技術に、どんどんチャレンジしたいタイプの方が合うと思います。社内はワイワイした雰囲気で、個性的で面白い人が活躍しています。新しい時代の技術を一緒に楽しめる方に、ぜひ加わっていただきたいです。
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京都工芸繊維大学に進学したが、経済的理由により中退。その後、WEB制作会社に入社し、最年少で事業責任者に就任。国内に留まらず海外市場へも販路を広げ、事業部の売上を60倍に拡大させる実績を残した。2018年、これらの経験を糧に現在の株式会社アンドエーアイを創業。現在は生成AI開発とアプリ開発を主力事業とし、大手企業向けの受託開発と併せて、中小企業のDX促進を目的とした勤怠管理アプリ「カンリル」の自社運営にも注力している。
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法人名 |
株式会社アンドエーアイ |
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HP |
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設立 |
2018年4月18日 |
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事業内容 |
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