
スマートフォンが銀行になる時代を切り拓いてきたauじぶん銀行株式会社。“お客さまに最も身近な銀行になる”という創業以来の理念を体現するように、同社が選んだスポンサー先は、熱狂的なファンとの絆で知られる阪神タイガースでした。ファンとチームの圧倒的な一体感に自社の姿勢との共鳴を見出し、新たな広告戦略の扉を開いた挑戦の軌跡をお聞きしました。
当社は2008年に設立されたインターネット専業銀行です。預金、送金、決済、融資など、個人のお客さま向けに幅広い金融サービスを提供しており、口座開設から日常の銀行取引まで、スマートフォンで完結できることが特徴です。
KDDIを中心とするauフィナンシャルグループの一員として、通信と金融を組み合わせたau経済圏の中核を担い、グループ連携を活かした金利優遇や各種サービスを展開しています。
おかげさまで事業規模は着実に拡大しており、2026年2月末時点で預金残高は5.7兆円、預金口座数は723万口座に達しています。また、2025年 オリコン顧客満足度®調査「ネット銀行」にて2年連続で総合1位を獲得しました。
顔の見えないネット銀行だからこそ、お客さま対応には特に力を入れており、コールセンターの品質を評価する「HDI格付けベンチマーク(依頼格付け調査)」では、3センターが「問合せ窓口格付け」「クオリティ格付け」2部門で最高ランクの三つ星を獲得し、4年連続6冠を達成しています。
利便性と安心感を両立する銀行として、これからもお客さまの日常に溶け込む存在であり続けることを目指しています。

お客さまの不安や悩みに寄り添い、信頼と安心感につながるサービスの提供を心がけてきた中で、2019年に当社初の地方拠点として大阪ローン推進室を立ち上げました。その際に「地域の皆様に知っていただき、認めてもらえる存在になるには何ができるか」を真剣に検討したことが、阪神タイガースとの関係のスタートになります。
阪神タイガースに強く惹かれた理由はいくつかありました。まず、この球団が関西の地域文化に長年愛されてきた存在であるということ。そして、勝敗に関わらず応援の熱量と粘り強さが際立っているということ。さらに、ファンの皆様と選手が強い一体感を築いているというところが、非常に魅力的に映りました。
このファンとチームが一体となる姿は、私どもの創業当時の「お客さまに最も身近な銀行になる」という想いと重なる部分が多いと感じました。そこで2021年10月には「auじぶん銀行DAY」として冠試合を開催し、実際にファンや球団の熱量を肌で感じる機会を設けました。
いざ現場に足を踏み入れてみると、その絆の強さをまざまざと体感することができました。当社の想いや方向性と、球団が長年かけて築いてきた文化との親和性の高さを確信したことで、オフィシャルスポンサーとしての協賛へと踏み切りました。

スポンサー契約後は、様々な形で阪神タイガースとの取り組みを続けています。毎年1〜2回、「auじぶん銀行DAY」という冠試合を開催しており、球場内にイベントブースを設けて、当社の社員やグループメンバー全員が会場に足を運び、ファンの方と直接コミュニケーションを取っています。
抽選会を実施したり、「来年もやるんか、待ってるで」というファンの温かい声に「はい、来年もやらせていただきます!」とお応えしたりと、毎年の恒例行事として定着してきました。
また、銀行ならではの取り組みとして、阪神タイガースの新人選手向けに金融教育の機会を毎年提供しています。さらに直近では、冠試合の中で初めて「家族で参加できる体験型イベント」として、選手とのサイン会や練習見学といったコンテンツを用意し、口座をお持ちの方の中から抽選でご招待するという形で実施しました。
これは企業と組んで行う取り組みとしては初めてのもので、ファンの皆様と選手、そして私どもが一緒に盛り上がれる機会として大変ご好評をいただきました。
広告面でもこれまで、梅田駅の階段に「すでに阪神ファンです」「これから阪神ファンです」といった阪神タイガース愛を問うようなコピーをあしらった二択広告を実施するなど、ファンの方に自然に受け入れていただけるクリエイティブを心がけてきました。また、社内でも特別観戦チケットを活用した観戦企画を通じて、
社員がスタジアムの空気やファンの皆さまの熱量を実際に体感する機会を設けてきました。そうした経験を通じて、スポンサー活動に対する理解や親しみが、組織の中にも自然と広がってきています。


2025年のauじぶん銀行DAY

2022年 2択広告
最も大きいのは、認知の“量”だけでなく、当社に対する“温度感”が上がる接点を得られたことです。応援というポジティブな文脈で当社に触れていただくことで、サービス理解に先立って好意的な印象を持っていただきやすくなったと思います。
また、「オフィシャルスポンサーであることを活用した広告」という新しい扉が開いたこともよかったことの一つです。これまで当社は、Web広告などのいわゆる獲得型の広告に傾倒してきました。スポーツスポンサーシップという形での広告活動はほとんど経験がなかったのですが、このチャレンジによって選択肢が間違いなく広がりました。まだ道半ばではありますが、新たな取り組みとしての手応えは着実に感じています。
また、毎年取り組みの効果測定として認知度や商品理解度の調査を実施しており、データに基づいてPDCAを回しながら改善を続けています。「今年の広告はこう受け止められた。では来年はどう変えるべきか」という議論を毎年重ねることで、マーケティング活動としての精度が少しずつ上がってきていると感じています。
そして、協業は社員にとっても自社の取り組みや姿勢を前向きに語れる取り組みになっています。例えば、名刺にコンポジットロゴを入れて対外的に活用する社員が複数いるなど、社内の雰囲気づくりという面でも確かな効果をもたらしてくれています。阪神タイガースファンは全国区ですので、東京の商談の場でも大いに活躍してくれています。

阪神タイガースが持っている、あの熱狂的なファンを獲得し維持できる力は、本当に尊敬に値すると思っています。勝ち負けを超えて、ファンがチームを愛し続けるという存在はビジネスの世界でもなかなか実現できることではありません。
私どもauじぶん銀行も、それほどお客さまに愛される銀行になりたいと、心から思わせてくれる存在です。ぜひこれからも関西から日本中を元気にする存在として、さらなる挑戦を続けていただきたいと願っています。私どももその一員として、ともに盛り上げていければ嬉しいです。

阪神タイガースの皆さま、いつも多くの人の心を動かす熱い試合をありがとうございます。ファンの皆さまと一緒に、勝利の瞬間も、悔しい試合のあとも、変わらず応援し続けます。これからも挑戦を重ね、関西から日本中を元気にする存在であり続けてください。当社もその一員として、ともに盛り上げていきます。
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法人名 |
auじぶん銀行株式会社 |
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HP |
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設立 |
2008年6月17日 |
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事業内容 |
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